モンスターカレンダー

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店主の独り言の最近のブログ記事

盆前に休みを頂戴しバイクで北海道に行ってきました。舞鶴から新日本海フェリーで小樽まで20時間、到着は20:45、涼気の北の大地に降り立ちます。小樽で一泊し、翌日は日本海をずっと左に見ながら約350キロ北方の稚内着きました。今回はこの稚内で2泊したので町をゆっくり見物出来ました。市内の道路案内はロシア語も、下関ではハングルの案内板があったのを思い出しました。樺太のコルサコフという都市までフェリーで僅か5時間半、ロシア人が多いのも納得、スパシーバ。

諏訪湖に源を発し、流れが急なことや、洪水も多かったことから『暴れ天竜』の異名を持つ天竜川を渡る。ここの橋も旧国道用と立派なバイパス用の二本の橋が架かっている。急な流れのため当時は歩いて渡るのではなく船で渡ったとのこと。橋の間から宿泊する浜松駅前のオークラアクトシティホテルが小さく見える、ここから10キロもあっただろうか、えらい長時間歩いた記憶がある。浜松は重要都市だけあって、戦時中かなりの爆撃を受けたため当時の建物など殆ど見ることはなかった。

東海道歩きに戻る。画像は磐田市にある旧見付学校。明治8年落成、現存する日本最古の三階建て木造擬洋風小学校。サッカーで名を成した磐田市の中心部より外れてはいるが、古くから遠江の中心地だったので文化の香りがプンプン。この建物はリアルな人形を使った当時の教室風景の再現や学習用具等が展示されており、東海道筋イチオシ処のひとつ。

休日の朝、「車の用意できてるよォ」との友人からの☎。「そおかあ~行くわ」と私。車はオドメーター80キロの911カレラ S 登録を済ませたばかりのバリバリの新車。「あんまり踏まんといてや~」が貸し出しの条件。さておっさん一人何処へ行こう、そうだ!福知山行こう!ということでR9を西へ、大枝から京都縦貫道に乗る。アクセルはジワジワ踏むことと回転は4500までと決めたので先ずは流れに乗る。さて、料金所。ETC未装着なので手払い、無人収納機は気を遣う、車を擦ってはいけないという意識が強く働き、かなり機械と離れたところに停車してしまい手が届かず。しかも、中途半端な停め方でドアも開けられない、仕方なくシートベルトを外し身を乗り出して支払った。ああしんど。ところがまったく学習が出来てなく、次の料金所でも同じ事を仕出かす。緊張でドッと疲れが出た。須知から再びR9で福知山。極太タイヤは一般道では音楽が聴こえ難いほどよく音を拾う。目的の出石蕎麦店は定休日。食事は諦め舞鶴自動車道、中国道、名神で京都南ICへ。高速では云う事なし!後で調べたら3824cc 6気筒4v 355ps/6600rpm max.speed 293km /hとのこと。結局220キロの走行となり持ち主より沢山乗ったことになる。車を返し自分のセダンに乗り換えて分かった。やはりアレはスポーツカーだったと。

宿泊した浜松からJRで再び磐田へ。駅前から浜松に向かいスタート。毎回のことながら、歩き出しは幸福感に包まれます。必然的に歩幅は長く、どんどん行きます。結果、初っ端からルートを外れてタイムロス。あかん、このパターンは、次回から注意!(と、いつも思っているんですが・・・)それくらい歩きは楽しいんです。さて、歩き始めてすぐ街道に似合うレトロな酒屋の側面に斉藤酒造「英勲」の文字。嬉しくなりました。営業活動がんばっておられるんですね。夏に予定している北海道、東北旅行でも伏見の蔵の看板が見られればいいんですが。頑張れ!伏見の清酒!

実は、前日歩き始めてすぐに足が痛くなり、街道を外れたJR愛野駅から浜松に早々に引き上げていました。翌日は天気、体調とも良く、リベンジを果たすべく入れ込みぎみに街道に入りましたが、なんと袋井で道を間違え約2キロのロス。袋井は京、江戸からともに27番目、真ん中の宿でここのキャッチは『どまんなか』。小学校の玄関にも正式校名の横にちゃんと『どまんなか小学校』と大きく書いてあります。『東海道どまんなか茶屋』はボランティアの方々が運営、私のような旅人に休憩場所とお茶を与えて下さっています。「あれぇーあの人どこに行くんだろう?」と皆さんで話しておられたそうです、街道から外れ駅の方にトットコ行く私を見ながら。「なんで言うてくれはらへんかったんですか」と京都弁でテレ笑。街道情報と美味しいお茶をご馳走になり辞去。この日は見付宿(磐田)まで歩き再び浜松行きの車上の人となりました。

バイクの季節が到来しました。しかしながら我が愛車は殆ど使われてなく、バッテリーもかなり弱ってます。そんな訳でバッテリー充電ツーリングを敢行しました。ETCの夜間割引を利用するため午前3時半京都南ICに入ります。目的地は静岡県、富士山の絶景スポットを目指します。この時間帯の通行車両の主は長距離トラック、結構マナー良く走行していらっしゃるので安心しました。草津からは最近開通した第二名神を利用、トンネル内の照明も明るく非常に走りやすくアッという間に亀山です。四日市JCから伊勢湾岸自動車道、これも片側3車線の非常に走りやすい道、ここで夜明け。名古屋港のコンビナートや橋の照明は未来都市のようです。豊田JCからは東名に入りますが、ここまでの距離は従来の名神米原経由より30キロほど短縮されています。東名を快調に走行し、清水ICを過ぎ四つ目のトンネルを抜けると、アッという景色!富士山が綺麗に見えます。この分なら一日富士山は大丈夫だろうと絶景ポイントに行くのを後回しにしてました。これが失敗。沼津まで行き、以前歩いた旧東海道をゆっくり走り由比に着いた時は雲が出、霊峰は薄っすらとしか見えません。でも一応、絶景スポット薩埵(さった)峠には登りましたがやっぱりダメ、多くの人がカメラを構え富士の現れるのを待っていました。その後清水、静岡、丸子、岡部、藤枝、島田、金谷、日坂、掛川と旧東海道を巡り、掛川ICから帰途に着きました。往復700キロの充電ツーリングでしたが、まだまだ余力を残して帰宅出来ました。画像は牧ノ原の茶畑、金屋の町や大井川が一望出来ます。

Mullerについて

■石臼挽き手打そば処
(ミュラー)
■代表
大橋 博也
■営業時間
[木~土] 11:30~14:00 17:30~21:00
[日] 11:30~14:00
■定休日
月曜日・火曜日・水曜日
■営業内容
飲食業・蕎麦
■所在地
京都市南区上鳥羽鍋ヶ淵町8-2
■TEL&FAX
075-682-6362
■メールでのお問い合せ
muller@almond.ocn.ne.jp