モンスターカレンダー

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店主の独り言の最近のブログ記事

紫麦の藤川宿を後に、岡崎宿に向う。吉田(豊橋)宮(名古屋)間の旧東海道はほぼ名鉄の線路沿いを通っている。東海道本線の線路を敷く際、街道沿いの町々は鉄道が近くを通ることを嫌ったらしい、山口県の萩も同様。岡崎も中心部は名鉄東岡崎駅、JR岡崎駅は中心部の南外れにある。家康公生誕の地岡崎では岡崎城の隣、真西にある岡崎ニューグランドホテル泊。

休暇を利用しまたまた旧東海道歩き、藤川宿より。新幹線名古屋から名鉄への乗り換えは金山駅が便利。JRと名鉄のホームが近いからです。藤川宿周辺は麦畑が多く今の季節黄金色の穂を実らせていました。駅前の一角には一風変わった紫色の麦が栽培されています。紫麦は江戸時代には普通に栽培されていたそうですが、いつの間にか作られなくなってしまっていたとか。平成6年に町おこしの一環として復活させたそうです。このあたりの旧東海道はR1とほぼ平行だったり重なったりしていますが、やはり排気ガスムンムンの国道から旧道に入るとホッとします。国道の良い点は画像のような日本橋起点の距離表示がなされている事くらいです。

またまた三河ネタ。この洞窟は鳩ヶ窟といいます。葵のご紋がありますね。三河一向一揆の際、家康公が逃げ込み潜んでいたのですが、人の気配を感じた追っ手が捜索しようとしたところ、白い二羽の鳩が飛びだし、おかげで危うく難を逃れたとの事。家康公、九死に一生を何度も得ています。本当に運の強い方だったんですね。鳩ヶ窟は赤坂宿と藤川宿の間、東海道を少し山手に入った山中八幡宮本社下にあります。

赤坂と藤川間にある法蔵寺、ここで朱印ゲット。52代目という住職は多忙な中、見事な筆運びでサラサラサラと書いて下さいました。このお寺は松平一族の墓と新撰組隊長近藤勇の首塚で有名。39代住職の頃、江戸で処刑され、京都で曝されていた近藤勇の首を同志がこの寺に運んで来たそうです。この住職は前任地京都でその頃壬生で活躍していた近藤と知り合ったらしく、その縁でここに葬られたとの事。あと、家康公の8歳の頃の書と手形(写し)を見せて下さり、松平一族の話を拝聴しました。流石に三河、家康公ネタは豊富。

長いメンテナンス休暇を利用してちょっとだけ行った旧東海道歩き。今回は赤坂宿から。ここはもう三河の国(二川宿より)、言葉も当然三河弁、名古屋弁とは明らかに異なります。画像は名電赤坂駅南の赤坂紅里にある旅籠の大橋屋、赤坂宿を代表する建物です。創業は慶安2年(1649)といいますからすごい!今でも宿泊可能、但し予約が必要です。分っていたのですが、一応チェックインの申し込みをしてみたのですが、やはり三河弁で丁重にお断りされました。そうそう、あの伏見の寺田屋さんも宿泊可能なんですよ(要予約)。

昨日より営業再開しました。気がつけば春、宇治川派流にも十石船が就航しました。今日は肌寒いですが桜も五分咲き、4月5日(日)の桜祭りには見頃となることでしょう。十石船は長健寺前の船着場から画像の三栖閘門を折り返します。所要時間約1時間、伏見の春を満喫できますよ。

昨年の10月より「かえし」に使用する濃口醤油を思い切って替えてみた。昨年末から提供している。よくお越しになるお客様から「マイルドになった」などとご意見賜っているが、私自身はちょっとおとなしくなったかなという感じ。実は明日造る「かえし」が今後の当店の味となる。さて、その醤油の蔵元にお邪魔した。滋賀県は愛荘町、自宅からは65キロ古い町並みの一角にある。店内に入ると懐かしい大豆の匂い、天井にはカビなのか白い粉がこびり付いている。これが200年も前より住み着いている醸造菌なのか。無添加無農薬国産大豆古式製法杉樽3年熟成。乞うご期待!

Mullerについて

■石臼挽き手打そば処
(ミュラー)
■代表
大橋 博也
■営業時間
[木~土] 11:30~14:00 17:30~21:00
[日] 11:30~14:00
■定休日
月曜日・火曜日・水曜日
■営業内容
飲食業・蕎麦
■所在地
京都市南区上鳥羽鍋ヶ淵町8-2
■TEL&FAX
075-682-6362
■メールでのお問い合せ
muller@almond.ocn.ne.jp