モンスターカレンダー

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2006年10月アーカイブ

さて、沖縄。マリックスラインのフェリーが就航している。鹿児島新港発午後6時、奄美大島・徳之島・沖永良部島・与論島・沖縄(本部港)と巡り那覇港に翌日午後6時40分に到着、ほぼ24時間の船旅だ。長時間の乗船なので個室を予約、定刻に出航。但し条件付。というのは沖縄地方に台風が居座っているためだ。売店で黒糖焼酎と弁当を買い込み船室に入る。与論に入港するころだったろうか、TVのスイッチを入れると高層ビルが炎上している画像が、これが9.11同時多発テロの画だった。友人から沖縄は危ない、引き返した方がいいとのメールが入る。株価も9千円を割り込むだろうとの事。でもどうすることも出来ないのでとにかく沖縄の土を踏もうと決める。しかしこれも出来なかった、忌々しい台風16号は沖縄に居座り続け、結局与論島で台風通過待ちで長時間停泊後、「沖縄へは高波のため着岸できません、よって当船は鹿児島へ引き返します」の船内アナウンスで63時間の船旅は終結した。下船して運賃の払い戻しを受ける際、「ゆっくり休ませてもらい申し訳ないです」と冗談を言ったら「飲食代沢山使ってもらってますよ」と言われた。なるほど黒糖焼酎は3本消費したし弁当も何回食べたのだろう。まあ休養出来たのは間違いない。遠い南の国沖縄は次回の楽しみだ。気を取り直して九州後半へ。画像はクィーンコーラル号船室。

志布志を出発、今日のハイライト日本本土最南端佐多岬へ。最北端とか最南端の付く場所は日本一周等の旅では外せないポイントだ。それだけに駐車場の車両のナンバープレートは様々な所のものがあって楽しい。最北端「宗谷岬まで2,700キロ」の案内板が道路に表示されていた、一ヶ月前K氏と巡った北海道が懐かしく思い出される。岬から佐多岬ロードパークウェイを大泊まで戻り県道でR269、根占、垂水を経て桜島を時計回りに一周する。画像は大正3年の大噴火の恐ろしさを伝える埋没鳥居、この時桜島は大隅半島と陸続きになったそうだ。鹿児島のディーラーでタイヤ交換。雨の北九州和布刈公園の急勾配のコーナーを8耐のマイケル・ドゥーハンのようなスライド走行ができたのは磨り減ったタイヤの所為だった。交換後はバイクの挙動がガラッと変わった。鹿児島一の繁華街天文館で上品に蕎麦と酒の夕食。いよいよ沖縄だ。

延岡は旭化成の町。陸上のスター選手もすっかり地元と溶け合っているらしい。かつてのベラミのような店があるのには驚いた、しかし低料金。例によって幸せなひと時を過ごす。この日の行程は宮崎から鵜戸神宮参拝後、野生馬がいる都井岬から志布志まで。都井岬は生憎の天気でほとんど素通り、絶景岬や灯台の見物はまた次回の楽しみに取っておいた。長距離フェリーの着く志布志では居酒屋のカウンターでまた盛り上がる。殆どのお客は焼酎だ、それも一升瓶を前に置いて。フォーマルな場所では最初は日本酒だが後は焼酎、焼酎らしい。やっぱり九州鹿児島だ。ここでも見知らぬ人達とお唄のお稽古。

門司から県道を少し走りR10で中津、海沿いのR213で宇佐神宮へ。全国八幡宮の総本山。京都岩清水、鎌倉鶴岡、みなここから分霊したもの。なるほど鮮やかな朱の社殿は風格がある。参拝の作法は二礼四泊一礼だとか。参拝をして国東半島を一周、別府で再びR10に合流する。別大マラソンのテレビ中継でおなじみのよく整備された海沿い国道で大分、R197で佐賀関へ。突端の神崎からは四国の佐田岬が一つ島を経て眺望できる、数日前そこにいたのが随分前のように思える。ブランドの関サバ、関アジだが僅かしか離れていない愛媛県八幡浜あたりで水揚げされるものとは異質のものなのだろうか。臼杵、佐伯を経て宿泊地の宮崎県延岡へ到着。

Mullerについて

■石臼挽き手打そば処
(ミュラー)
■代表
大橋 博也
■営業時間
[木~土] 11:30~14:00 17:30~21:00
[日] 11:30~14:00
■定休日
月曜日・火曜日・水曜日
■営業内容
飲食業・蕎麦
■所在地
京都市南区上鳥羽鍋ヶ淵町8-2
■TEL&FAX
075-682-6362
■メールでのお問い合せ
muller@almond.ocn.ne.jp