|
さて、ようやく岡崎宿。ここは家康誕生の地。『厭離穢土欣求浄土(えんりえどごんぐじょうど)』=戦国乱世の世は、武士が私利私欲のために戦っているから国土が汚れている。それ故、正しい目的をもって住みやすい浄土にするのがお前の役目(鈴木和平著 東海道中記より)。家康は大樹寺の住職にこう訓されたという。大樹寺は松平・徳川家の菩提寺。岡崎市内、旧東海道は幾重にも曲がりくねりながら通っている。これは城下町特有の曲尺手(かねんて)と呼ばれる城を守る仕掛けである。勿論城下町伏見にも存在する。岡崎では『二十七」曲』と呼ばれている。こんなに親切な道標があるのに迷ってしまった。