大井川右岸から見た富士山。静岡県を歩いていて楽しみなのはこの富士山を身近に見られることだ。東海道も西へ西へ進んでいくと見付宿あたりが見納めとか、宿の名は東下りの際、初めて富士が見える場所だったからだそうだ。さて、金谷宿からは平成の道普請といわれている、町民一人一石運動により再現された石畳を登っていく。かなりの急勾配で息が上がるが超スローペースで何とか乗り切った。一旦坂を下った所が菊川の里。次は小夜の中山越えだ。道沿いには様々な史跡や案内の石碑があり一つ一つを見ながらゆっくり峠を越えた。峠を越え急な下り坂をハイペース(小生下り坂には強い)で走り下り25番目の宿日坂に着いた。それにしても急な下り坂で西から登るのは大変だったろう。友人が数年前西側から登って(しかも雨天)苦労した話を聞いていたが納得した。
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